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ボイトレ豆知識-コラム「音痴改善とその方法」

2024.04.15

音痴改善とその方法
突然ですが、
あなたは、音痴で悩んでいますか?

今までにこんな事を言われたことがある方も多いのではないでしょうか?
「音程外れてるよ」
「歌苦手なの」

こんな心ない言葉を言う人はどうかと思いますが、
家族、友人などにそんなことを言われてレッスンに来る人も少なくありません。

楽器などは道具を使用するので、楽器が下手と言われても、
【まだ始めたばっかりだし、頑張ろう】みたいに思えます。

歌の場合は少し違って、
自分の歌について何か言われた時、人格まで否定されてしまうような感覚になってしまうんですよね…

今回は音痴を改善するための練習方法を紹介していきましょう。
症状別に分かりやすく解説していくので、
このブログをきっかけに音痴を克服してしまいましょう!!

音痴には種類がある

音痴改善とその方法
その音痴という言葉にはものすごいパワーがあります。
それこそ、歌うのをやめてしまう人がいるくらい…

そうならないために音痴についての知識をつけましょう。

・運動性音痴
・感受性音痴
大きくわけてこの二つがあります。
音痴と言われる大体の人が、運動性音痴に分類されます。
運動性音痴というのは、
メロディーの音程やリズムを歌うための運動能力がないということです。
高い音程を歌う筋力がなかったり、
早いリズムに体が追いつかないような状態ですね。
高い跳び箱を飛べない。
テニスなどで早いラリーについていけない。
スポーツで例えるとわかりやすいと思いますが、
歌になると、それを総括して、
【音痴】と言ったり言われてしまったりします。

単純に、運動能力が追いついていないだけなので、
このような症状の人は比較的早く克服することが出来ます。

高い跳び箱を飛べない。
テニスなどで早いラリーについていけない。
スポーツで例えるとわかりやすいと思いますが、
歌になると、それを総括して、
【音痴】と言ったり言われてしまったりします。

単純に、運動能力が追いついていないだけなので、
このような症状の人は比較的早く克服することが出来ます。


もう1つの感受性音痴と言われるのは、
音程が外れている自覚がない人、
音程自体が分からないような人を指します。

音痴とは、大脳の先天的機能不全のことを指す。と言われていて、
本来使われていた音痴というのは、この感受性音痴のことだと思われます。

それが、過大解釈であまりうまく歌えない人を、まとめて音痴と言うようになってしまいました。

絶対音感という言葉は聞いたことがあると思いますが、
絶対音感を持っている人は、
ほぼ全ての音が音程として聴こえます。
いわゆる環境音が「ド」とか「レ」とかに聞こえるんですね。

感受性音痴の人は、しっかり音程を出す楽器の音などを聞いても、
音程として認識できない、または認識しにくいことが多いです。
このような人は、調音トレーニングと言われる音感を養うトレーニングをすることで改善することが出来ます。
運動性音痴の人に比べると、時間がかかりますが改善例もしっかりありますのでご安心ください。

3つの苦手な部分を知ろう!

音痴とひとくくりにしないで、どの部分が苦手か理解するのが大事なのはお分かりいただけたかと思います。
大きくわけて苦手な部分はこの3つが多いです。
①音程
②リズム
③表現(ニュアンス)
大勢の人が音程を苦手としている認識がある印象ですが、
意外にリズムとニュアンスがうまくいかず上手に歌えていないということがあります。

歌が下手だなぁと思い込んでしまうと、自分の歌の全てがだめなように感じてしまいますが、
まずはどの部分が苦手なのか把握することで、
改善、上達が早くなっていきます。

とにかく録音

音痴改善とその方法

苦手意識がある人は、大抵が自分の歌声を録音することに抵抗があります。
自分もあまり好きではありませんが、
こと音楽の練習方法のなかで1番効果的と言っても過言ではないのが、録音することです。

録音して自分の苦手な部分を明確にしないことには、
どういった練習をしていいのか分からずに、漠然とした苦手意識が育っていってしまいます。
このままずっと歌うことに引け目を感じるのか、
今ここで嫌なところと向かい合うのか。
皆さんにはぜひとも後者を選択していただきたいですね♪

プロボーカリストでも悩んでいる

TVやCDなどで聞くアーティスト達は、歌声もさることながら、
メイク、衣装、ステージセット、カメラマンなどなど、
数えきれないほどのプロの人たちに囲まれながら作品(ライブ、音源)を作っています。

それを見ると、とてつもなく遠い存在に思えてしまいますが、
そんなプロの人たちもレコーディングのたびに自分の歌に辟易しながらそれでもやり続けていたりします。
自分もディレクターとして、レコーディングに立ち会ったことがよくありますが、
ボーカリストが泣きながら塞ぎ込んでしまうような場面に何度も遭遇しています。

思うようなテイクが録音出来なくても、何度もテイクを重ねて作品に仕上げます。
そしてまた苦手な部分を練習していく繰り返しなんですね。

プロの人たちでもそうなんだなぁって思うと、
自分もちょっとやってみようかなと思えてきませんか?
最初は録音も嫌に思うかもしれませんが、まずは1回やってみてください。
何度かやっていくと、何を嫌がっていたんだろうって思えるようになりますよ。

取り組みやすいところからで大丈夫

録音することで苦手な部分を明確にして、その部分を練習、改善していくことで、
音痴は必ず克服することが出来ます。

人生のラスボスのように思えていた音痴というものも、
小分けにしてしまえば、さほど強敵にも思わなくなってきませんか?

各項目の細かな練習方法もどんどん紹介していきますので、
これをきっかけに一緒に上達して音痴とおさらばしちゃいましょう!!