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ボイトレ豆知識-コラム「カラオケで高得点を取る3つの方法」

2024.05.20

「カラオケの採点機能でいまいち得点が伸びない」
「どの曲を歌っても同じくらいの得点しかでない」

など、今回はカラオケの採点機能で高得点を出す方法をお伝えいたします。

採点機能が楽しくてカラオケによく行くという人も増えてきました。
得点が伸びない人や、
誰かの前で採点するのが嫌という人の悩みを解消する方法をご用意したので、
じっくり読み進めてくださいね。

得点を上げる3つのポイント

得点をあげる上で大事なポイントは、
・音程
・抑揚
・表現(しゃくり、ビブラート、こぶし)

この3つです。
他にも採点に関係する項目に、リズムやロングトーンなどがありますが、
とくにこの3つのポイントの部分が得点があがりやすい項目になります。

まず自分の歌の特徴を知りましょう。
3曲、または同じ曲を3回ほど採点してみて、
どの部分の得点が高いのか低いのか把握します。

得点が伸びない人は、大体がこの3つの中のどれかの得点が低いのではないでしょうか?

音程を安定させるコツ

音程が安定しない人の特徴は、
・メロディーの音程を理解していない
・ボイスポジションが低い

一朝一夕で音感がよくなるということはありませんが、この2点を意識するだけでもかなり安定するようになります。

採点機能で次の音が高いのか低いのかを目で見ながら歌えるので、そんなことはないと思われるかもしれませんが、
メロディーの高低差を把握していない人がとても多いです。

アカペラでゆっくり歌ってみてください。
実は意外とメロディーが歌えないなんてことがあるのではないかと思います。

アカペラで歌えないようなメロディーラインが、曲中で正確に歌えるなんてことはないんですね。
効果的な練習方法としては、
・アカペラで歌ってみる
・曲のスピードを落として歌ってみる

この時に、しっかり録音してみてください。
音程が合っていない状態というのはそもそも自分の感覚と実際のメロディーにズレがある状態です。
この感覚で歌うとこんな音程になる、それを正しい音程になるように繰り返し練習してみましょう。
もう1つのボイスポジションと言うのは、
軟口蓋(なんこうがい)と硬口蓋(こうこうがい)の境目にある部分のことです。
その部分に声をあてるようにして歌うことで安定した歌声になります。

確認方法は、
まず前の歯の裏側に舌をあてます。
舌を上顎に沿わせて喉の奥まで移動させていきます。
最初は少し骨張った硬い感触で、そこから少し柔らかく少しぬるっとしたような感覚に変わります。
その変わるか変わらないかの部分がボイスポジションです。

硬い部分を硬口蓋
柔らかい部分を軟口蓋と言います。

音程が安定していない人は、ボイスポジションよりかなり前で声を出そうとしている感覚があるのではないかと思います。

言葉では【カ】【ガ】行がボイスポジションに近い部分で発声が出来ます。
・発声練習を全てカ行で歌う
・曲を全部カ行に変更して歌う

このような方法で練習してみてください。

抑揚=声量のようなもの

抑揚の得点が低いと言う人も多くいます。

実際のステージなどでは、声量をかえるだけでは少し物足りないように感じますが、
採点機能に関しては抑揚と声量が同じ意味合いのように捉えていいでしょう。

Aメロやサビとの音量差以上に得点に影響するのが、
各セクションでの声量差です。

曲の長さにもよるのですが、曲全体を6つの区間にわけて採点されていると言われています。
とは言え曲ごとに6つの区間を把握してコントロールするのも難しいので、
AメロならAメロ、BメロならBメロと意識して抑揚をつけていきましょう。

声量をコントロール出来る人は、しっかりと各セクションで変化をつけていきます。
なかなか差がつかない人は、マイクコントロールを意識してみることをオススメします。

カラオケボックスで使われているマイクはほぼ100%と言っていいほど、
単一指向性と言われる種類のマイクが使われています。

簡単に言うと、周りの音は余り拾わず、マイクの直線距離に近い音をよく拾うマイクです。
このマイクの特性を利用して
口から離す、または少し左右にずらすなど声の拾い方をかえていくわけです。

意外と、このマイクコントロールができている人はいないので、
実際にカラオケボックスに言って一度試してみてください。
比較的簡単に音量差をつけることができます。

しゃくり>こぶし>ビブラートの難易度


採点機能では、しゃくりやこぶし、ビブラートを歌中にいれることで、加点されていきます。
ではそのテクニックを使ってみましょうと言っても、なかなかすぐに出来るものではありません。

私が思うに、難易度はしゃくりが1番簡単に取り入れやすいので、今回はしゃくりを入れる方法をお伝えしていきます。
しゃくりにもいくつか種類があり、
実際の音程の半音下や全音下、5度下からなどがあります。

使い分けるとさらに表現として魅力的なものになりますが、
小難しいことは置いておいて、
少し下の音程から歌うんだなと思っていただければ大丈夫です。

イメージとしては、
唄うメロディーの前の小さな【う】を入れるようにしてみます。

例えば【わたしは】と言う歌詞があったら、【ぅわたしは】にするような形です。
【う】を大袈裟にすればするほど、強めのしゃくりになり、癖も強くなります。
ビジュアル系の人たちや、福山雅治さんがよく使う歌い方です。

もう1つのやり方はメロディーの前に軽くうなずきます。
あぁ~と声を出しながら少し早くうなずいてみてください。
声が揺れるのがお分かりいただけるかと思います。

この動きを、しゃくりを入れたい部分に取り入れることで、
同じような効果を得ることが出来ます。

ただこの方法は、多用しすぎるとカクカクしたおかしな動きになってしまいます…
うなずくやり方でなんとなくの感覚を掴んだら、
動きを抑えてもしゃくりが入れられるように練習してみてください。


いかがでしたか?
このように得点が伸びないと言う人でも、色々な要因があるのがお分かりいただけたかと思います。
自分はどの部分が苦手なのか、どういうところを意識すれば得点が伸びるのか、
しっかりと理解して歌うことで、上達のスピードが大きく変わってきます。

今回紹介したところをもう一度見直して、高得点を目指してみてくださいね。